2013年11月29日金曜日

新しいゼミ生

今年もゼミの募集の時期がやってきた。

笹竹ゼミ17期生となる。

今年3月にゼミ14期生が卒業していったばかりなのに、もう17期生がゼミに入ってくるのか…

月日の流れるのが早い。

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募集の提出日。

笹竹ゼミを希望する学生は何人いるのだろうか。

以前は、多くのゼミ生がいた方がにぎやかでいいと思っていた。

最近は、人数よりも、意欲的な学生を丁寧に指導したいという気持ちが強くなっている。

 
今年は、笹竹ゼミを第一希望にした学生は12人だった。




今年も全員女子。

あいかわらず男子には人気がない。

希望調査用紙を読んでいると、面白い表現に目が止まった。

「私は笹竹ゼミに入りたいのです。(中略)正直、笹竹先生の得体の知れない雰囲気に不安もなくはないのですが…

俺って、得体の知れない雰囲気なの?

これまでの人生のなかで、こう言われたことはなかった。

でも、面白いと思った。

この学生は、おそらくユニークな見方をする子に違いない。

この学生は、最近考えていることとして、「スポーツ選手にはイケメンが多い」と書いている。

いつも勝負していると生き生きとしてくるし、また顔だけでなく人間性も磨かれ、トータルとしてイケメンになるという理屈だ。

でも、友人に話すと否定的な意見がほとんど。

だから、このことを卒業研究で調べて、納得する結果を出したいというのだ。

この感性は好きだ。

スポーツ選手にはイケメンが多いなんて、誰も思わない。

常識にとらわれない感性を持っている。

私は、スポーツ選手にはイケメンが多いとは思わないが、似たような経験はある。

部活の最中に、グランドでゼミ生に会うことがある。

うっすら汗をかいて、表情が生き生きしている。

ゼミの時間で見る時よりも、すてきなオーラが出ている。

しかし、特定のゼミ生をほめると、他のゼミ生から「えこひいき」と言われてしまうので、一度もそのことを口にしたことはない。

こういうことに関しては、女の子は敏感だからね。

だから、この学生の気持ちはわかるような気がする。


卒業研究が楽しみです。

ただデータを取ることは難しいかもね。