2014年2月14日金曜日

あいかわらずパワー全開

突然、ゼミ11期生のA子から電話。

久しぶりに会いたいと言う。

そこで大学で会うことになった。

日曜日の午前10時30分、研究室にA子、B子、C子が顔をそろえた。

A子は、NHKテレビの中学生日記に出演していたこともある芸他者。

就職してからも、社内の電話応対コンクールで全国優勝(?)したほど、表現力がある。

B子は、中学校の教師。大学時代は部活のキャプテンを務め、それでいながら教員採用試験に現役で合格した。

C子は、童話を書いて賞を取り、イタリア旅行をゲットした。そして童話は出版が計画されている(現在は保留とのこと)。

この3人、すごい能力をもっているね。

3人の共通点は、行動力がすごい、エネルギーがめちゃ高い、よくしゃべる…

明るく元気で、体育会系女子といった感じ。

今回、久しぶりにこの3人に会って、痛感した。

やっぱりパワーがすごい。

このようなゼミ生を相手にしていたんだから、俺も大変だったろうなと、当時を振り返る。

久しぶりに会ったので、皆イタリアンのお店でランチ。


 
(↑ はしゃぐA子とB子)

 
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だが、この3人は単に楽しく日々を過ごしているわけではなかった…


 
A子は、自分の成長を感じられるように、日々仕事をしたいと真剣に悩んでいた。

刺激のある毎日を過ごしたいようだった。

そこで私は店のテーブルクロスに図を書いて、仕事のやり方を説明した。



 
(↑ 私が描いた仕事についての説明の図)


図を描いて説明するなんて、どうも授業のような感じになってしまう。

教員という仕事柄、どこでもこうなってしまう。

そういえば、ゼミ卒業生の結婚披露宴でスピーチをした時、

パソコンを使ってスクリーンにキーワードを映し出し、おまけに授業で使っている効果音までも入れてしまった…

どうみても授業だったな。

A子の説明しながら、「授業みたいだな」と気がついてた。

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B子も、中学校で、なかなかハードな仕事をしていた。

部活動で生徒が倒れ、心肺停止状態になったため、AEDを使う経験が今年度2回もあった。

唇が真っ青になった生徒を見て、動揺しつつも、倒れた時刻を確認し、救急車を呼び、それまで人工呼吸の処置を行う。

救急車に乗って病院まで付き添い、でも意識が戻らず…

こちらが聞いているだけで、緊迫した様子が伝わってくる。

教育現場で鍛えられているなと思った。

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C子も悩みがあった。


 (↑ 児童文学を書いているC子)



最近書き上げた児童文学を本にしてくれる出版社を探すこと。

C子は「完璧に仕上がりました」と言っているけど、いつものように自分の世界に入って、出来栄えに満足しているようだった。

まあ、どんな児童文学かはわからないけど、書き続けていることはすごいこと。

出版社が見つかるといいね。

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卒業してから何年もたっていても、学生時代の雰囲気をそのまま持っていると、なんだか安心する。

ずっと、ずっとこのままでいてほしいと思う。