2015年3月17日火曜日

5年前のクリスマスカード

3月7日土曜日,午後7時。

名駅のレジャック5階。

見渡すと,8人の懐かしい顔がそろっている。

ゼミ11期生の同窓会だ。

他県からわざわざ駆けつけたゼミ生もいた。





(ゼミ11期生の同窓会)



(同窓会の様子)


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ゼミ11期生は,卒業して5年が経過した。

二十代後半の女性になっていた(このような表現は怒られそうだが)。

近況をたずねてみる。

結婚しても浮気をしたゼミ生や,刺激を求めて転職を繰り返すゼミ生がいた。


現在でも個性を十分に発揮している。

卒業して5年が経過しても,大学時代の行動傾向は変わらない。

「やっぱり,大学時代と同じだね。」と思いつつも,その変わらなさが妙に安心感をもたらす。

できることなら,ずっと変わって欲しくないと思ってしまう。

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そして…

話題はいつしか恋愛についてになっていた。

他県からわざわざ駆けつけたA子は,恋愛について悩みを持っていた。

結婚している同僚との不倫,その後交際した彼に身体を触られることの嫌悪感など。

さまざまな体験をどのように受けとめたらよいのか,その意味づけに苦しんでいるように思えた。

その体験を昔の友人に話し,自分の気持ちを整理したくて,わざわざ同窓会に何時間もかけて駆けつけたようであった。


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またB子の話も,私にとっては印象深かった。

以前は結婚をしたいと思っていたが,最近は,結婚というより,早く子どもが欲しいと思うようになった。

安全に出産をするためには,出産適齢期が大切だ。

そう考えると,それほど年齢的に余裕があるわけではないことに気がついた(私には十分余裕があると思えるのだが…)。

友人と一緒に合コンに参加しているが,男性に対する評価のポイントは、
性格とか趣味とか,一緒に生活する上で重要なものだという。

「顔なんてどうでもいい」という。

確かに,結婚を前提に考えると,そのとおりだ。

結婚適齢期を迎えた女性の素直な心情が表現されていた。


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ひとしきり話が出た後で,大学時代の昔話になった。

私が、当時記録した
ゼミ11期についての日記を読んで聞かせた。

いつもは日記などつけないが、たまたまゼミ11期だけは、日記をつけていた時があった。

「平成20年12月22日月曜日。


今日は金山でゼミ3年生の忘年会だった。

はじめての飲み会で,皆テンションが高かったなあ。(中略)

またB子がクリスマスカードを作ってくれてうれしかった。

ゼミ生からクリスマスカードをもらったのは,初めてだったから。

大切に保存しておこうと思った。」

B子は、私にクリスマスカードを贈ったことをすっかり忘れていた。



実は,この時B子からもらったクリスマスカードは,現在も残っている。



(大学3年の時にB子からもらったクリスマスカード)

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C子が言った。

「笹竹ゼミでよかったと思う。今でも皆とこんな話ができる。」

「私もそう思う。」と他県から駆けつけたA子も言った。

特にゼミ11期は,卒業してからも連帯感がすごい。

卒業してから5年が経過するのに,同窓会の雰囲気は,大学時代のゼミそのものだった。

そして,毎年私に送られてくる年賀状の枚数がもっとも多いのは,ゼミ11期だ。


今でも大学時代を大切にしているように感じられる。

社会に出てみると,利害関係がまったくなく,自由に素直に自分の気持ちを安心して語れる友人は,本当に貴重だ。

これからも,ゼミの仲間を大切にしていこうね。


なお余談ですが、この同窓会の間に、私は左腓骨神経麻痺になり、左足首に力が入らなくなりました。

なんとか帰宅したものの、その後、通院をすることになりました。神経麻痺ということで、飲酒もできなくなり…