2014年3月8日土曜日

頑張るゼミ生たち

今ゼミ3年生は、進路に向けて頑張っている。

就職組は、エントリーシートを書き、会社訪問に行き、面接を受けている。

教職組は、教員採用試験の勉強に取り組んでいる。

ゼミ生が集まると、就活の話題がよく出る。

「私が会社説明会に行った会社では、月給が〇〇円だって。すごいでしょう。」

「ひょっとしてそこの会社、ブラックじゃあないの」

「え~、そうかな~」

あるいは…

「会社訪問に行ったらね、アロマの香りが漂って雰囲気が良くて、また社長の話が感動的で、私、涙が出ちゃった!」

「逆に、そういう会社、危なくない?」

「え~、そうかな~」

まあ、こんな感じで、情報交換をしている。

ゼミ生の中には、書類審査に合格して、面接に進み、それも合格した者もいる。

そのような学生は機嫌がいい。

私は、就活が順調な学生に語りかける。

私 「A子はネタがいいので、たぶんよい結果が出ると思うけどさ~」

A子 「合格するかな~」(機嫌がいい)

私 「もし不合格になったら、ゼミ生たちには八つ当たりしてもいいけど、俺だけには八つ当たりしないように。」

A子「なに~、皆には八つ当たりしないで、先生だけに八つ当たりしてやる!」



(就活が順調で、機嫌がよいA子)
 


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合宿でも、エントリーシートや教員採用試験の勉強を頑張っていた。

合宿の夜はすごかった。

あるゼミ生が入浴して部屋に戻ってみると、皆が黙々と勉強していて、誰もしゃべっていなかったという。

誰も部屋にいないのかなと思ったほどだったらしい。

教員採用試験をめざすB子と、健康運動指導士をめざすC子は、深夜2時まで勉強をしていた。

特にC子は、教職教養の全教科を一通り整理し終わり、ものすごい達成感が得られたらしい。

深夜2時、大声で叫びたかったが、さすがにやめたとのこと。

翌朝、私がB子をほめた。

私 「すごいね、よくがんばったね、さすがだね~。」(最大限のほめことば)

B子 「えっ、それだけ…」(もっと褒めろという顔つき)


B子は、かなり、かなり頑張ったので、もっと大げさにほめられないと納得できない様子だった。


 

(モーレツに頑張ったB子
 



まあ、確かに他のゼミ生にはできない、異常な頑張りを見せたので、そのような心境になるのも無理はないけど。


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皆、今はいいけど、内定がなかなか取れないと、精神的に落ち込んだり、荒れたりするゼミ生が出てくる可能性がある。

これまでのゼミ生のなかでも、最終面接までいったのに、不合格になった者は何人もいる。

かなりの精神的なダメージを受ける。

社会は厳しいのだ。

まあ、落ち込んだ時は、少しだけ慰めてあげるよ。