2013年10月19日土曜日

一時的に恋人になったゼミ生

大学のある〇〇市役所広報課からメールが届いた。

メールの内容は次のようなものだった。

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広報誌でデートDVの特集を組むことになった。

その記事に、交際している男女の写真を載せたい。

写真のモデルを探している。

笹竹ゼミの学生さんに協力してもらえないか。

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〇〇市役所と笹竹ゼミは、以前から何かとつながりがある。

ここはぜひとも協力をする必要がある。

そこでゼミ4年生にモデルを依頼した。


実は、数枚の顔写真を撮るだけでよいと私は思っていた。

だから20分から30分で簡単に終わるだろうと思っていた。

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当日…

説明を受けてちょっとびっくり。

なかなか細かい。


・恋人が手をつないで歩くシーン

・彼が彼女からお金を無理やり借りるシーン

・彼女が食欲がなく食事ができなくなるシーン

・彼女が男性恐怖になって他の男性を怖がるシーン

・彼と彼女のポーズをつけた全身写真


こんな感じだった。

撮影が始まった。

シーンごとに撮影するのだが、学生は表情をつくるのにかなり苦労している。

それは当然で、いやそうな顔や怖がっている顔は、そう簡単にはできない。

しかし、何枚も取り直して、それらしい雰囲気をつくることができた。

なかなか雰囲気がよかったのは、「恋人が手をつないで歩くシーン」



 
   
そして、彼とのことに悩み、食欲不振で、食事ができなくなるシーンは…
 
 
 

また、男性恐怖になってしまい、他の男性が近寄ってきて、皆で楽しく話すのだが、彼女だけは恐怖の顔になっているシーンは…
 















(↑ 中央の女性が彼女役、男性恐怖になっている)


そしてポーズをとった全身写真では…
















こんな感じの撮影会で、けっこうたいへんだった。

2時間の撮影会だった。

でも、貴重で楽しい経験になった。

〇〇市役所には感謝です。

なおこの広報誌は、11月1日発行。

大学の所在地の全世帯に配布されます。