2013年6月19日水曜日

「彼に束縛されたいんです」~高校でのデートDVの授業~

高校でのデートDVの授業はおもしろかった


平成25年6月19日水曜日、〇〇高校でデートDVの授業を2コマ行った。


 
(個人情報の保護ため、ぼかしをいれてある)
 
 
授業の内容は、昨年度とほぼ同じ。

・なぜ束縛をするのか

・束縛を愛情と誤解するのはなぜか

まずデートDVの行為に、どの程度愛情を感じるのかを質問した。


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「異性が含まれる仲間たちと一緒に遊びに行ってはいけない」

→ 43.6%が愛情を感じると回答

「誰とどこで遊ぶのかを事前に報告して」

→ 20.0%が愛情を感じると回答

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感想をたずねたところ、ある女の子が言った。

「私は束縛をされたいし、束縛もしたい。私は彼に尽くしたいんです。」

この素直な発言に考えさせられた。

この表現のどこかに矛盾があるに違いない。

だって、束縛をされずに、相手に尽くすことは可能なのだから。

この点を追及していくことが、今後の研究課題だ。


高校の〇〇先生から、「昨年はパソコンでスライドを使わなかったが、その方が味わいのある授業になっていた」と言われた。

パソコンのスライドはきれいだが、味わいはなくなってしまうことを、再認識させられた。

授業のしかたも、今後の課題だ。



ゼミ4年生3人に手伝ってもらったので、お礼にスシローでランチをおごった。

そういえば、昨年もゼミ生にランチをおごったなぁ。

(実際にはおごらされたのだが)


 
皆おなか一杯食べていた(含デザート
 
 
 
ゼミ4年生に助けられて、今年も無事デートDVの授業ができてよかった。